コラム 2020.08.26

クローゼットの扉はいらない!?賃貸や狭小住宅に取り入れたいオシャレにカッコよくみせる方法

クローゼットの扉はいらない!?賃貸や狭小住宅に取り入れたいオシャレにカッコよくみせる方法

所有する物件の空室が目立ってきた。なかなか次の入居が決まらない。古い建物で選ばれなくなってきた、など費用対効果を含めたリフォームやリノベーションの相談が増えてきました。

 

新築マイホームをご検討の皆さん、所有する物件のリノベーション・リフォームを考えている大家さん。

「土地が狭い」「予算的に坪数を増やすのはムリ」「マンションだから面積に限りがある」などの理由で、部屋の広さを変えることができないという人もいらっしゃいますよね。

 

実は、「クローゼットの扉を付けない」という方法を使えば、お部屋を広く見せる効果があり、さらに使いやすさもアップするんです。

ではさっそく扉ある、なしの場合のクローゼットについて見ていきましょう。

 

クローゼットに扉がないと部屋が広く見える!見せる収納で断捨離効果も

扉をつけるメリット

  • ・目隠しになる
  • ・ほこりが付きにくい
  • ・見た目がスッキリする
  • ・とりあえず詰め込む

扉をつけるデメリット

  • ・詰め込みすぎて何があるかわからない
  • ・開け閉めが面倒
  • ・部屋が狭くなる
  • ・通気性が悪い
  • ・虫

 

クローゼットに扉がないと、そのスペースも部屋の一部のようになり広く見えます。

常に見えている状態なので「キレイに保ちたい」と考える人が多いのではないでしょうか。

扉がないクローゼットは「モノを減らしたい」という心理が働き、断捨離効果も期待できます。心理的効果ですね。

 

しかし、とりあえず見えないところに隠したいという方には、扉なしは不向きかもしれません。

とりあえず隠せるという場所はとても便利な反面、何があるかわからないというデメリットも同時に存在しますので、扉の有り無しは使い分けが必要です。
生活していく上で、扉がない方が使い勝手がいい場所と、扉があった方がいい場所があります。

では、それはどこでしょうか。今から見ていきましょう。

 

収納扉は無い方が使いやすい場所

寝室のクローゼットは扉がないほうが風通しが良くなり部屋も広く見える

閉めっぱなしはカビの原因に

寝室のクローゼットの中は閉めっぱなしにしたままだと湿気がこもりやすく、カビが生える原因にもなってしまいます。

こまめに風通しをよくするために、クローゼットの扉を開けて喚起をする必要があります。

 

ホコリは虫のエサに

扉がないとホコリ溜まりやすいと思われがちですが、実は扉がある方が掃除をしなくなるので、塵やホコリが溜まりやすいんです。
そして、虫はホコリを餌にするため、虫の原因にもなります。

 

開け閉めが面倒

支度をするために毎回扉を開け閉めするのも面倒だと思ったことはありませんか?

クローゼットの扉は、無い方が掃除もしやすく、また手持ちの服が把握しやすいため、同じような服を買うことを防ぐ効果や、断捨離効果もあります。

換気や風通し、虫対策にも効果的です。少しのことですが、換気をする手間がいらないという手間がはぶけるのは嬉しいですよね。

 

折り戸部分の扉部分がデッドスペース

クローゼットの扉によく使われるのが折り戸の扉です。扉の開閉を行うためには、扉の手前には物や家具が置けなくなってしまいます。

子ども部屋の場合、クローゼットの扉のせいで勉強机の置く場所を悩んだり、ベッドのサイズを考慮しなければいけない場合があります。引き戸にした場合は、片側ずつしか取り出せないという部分もでてきます。

 

家族以外の人の目に触れる場所ではない寝室であれば、クローゼットの扉は無い方が便利でしょう。

 

洗面脱衣所のクローゼットは扉がないほうが取り出しやすく便利

湿気が溜まりやすい場所No1

洗面脱衣所は、毎日家族が使う場所です。収納するものも、タオル、着替え、洗剤類、化粧品、ストックなど数多くなる場所です。

また、洗面脱衣所は、湿気が溜まりやすい場所No1.ですから、扉は無い方がベストです。

 

毎日使う場所なので、開閉の手間を省略

毎日使うものですから、タオルやパジャマ類など出しやすく仕舞いやすい方が絶対的に使いやすいですね。

収納ケースは、引き出しタイプのものがオススメです。

見た目もスッキリとした、ワイヤーバスケットや、清潔感のある白いバスケットがオススメです。

 

毎日使う場所&小物が多い場所になりますので、ゴチャゴチャしやすい箇所でもあります。
引き出し収納ケースやタオルのカラーなど、同系色で揃えるようにしましょう

 

キッチンパントリーの扉はカーテンでOK

 

開け閉めが面倒なパントリーの扉はカーテンで十分

キッチンパントリーの中は、食料品ストックや調理道具など、ごちゃごちゃしがちです。そのため、扉で隠せばいいと思いがちです。

しかし、生活していくうちに、開けっ放しになる率が高い場所です。

一番の解決は、『パントリーに扉をつけなくても、パントリーの中が見えない間取りにする』に間違いありません。

やはり扉が無い方が出入りしやすいです。しかし、ゴチャゴチャは見られたくないもの。

回遊できる間取りで解決しましょう。

 

収納扉は付けた方がスッキリとした印象になる場所

お客様に見られる玄関は収納扉は必須

そもそも、クローゼットとは、収納場所です。クローゼットの扉をつけないメリットはお伝えしてきましたが、やはりクローゼットに扉がある方が見た目はスッキリ見えるものです。

例えば、玄関のシューズクローク。靴だけを収納するだけの場所と重いがちですが、実際に使ってみると、靴以外のものを結構収納されている方は多いはずです。

靴や長靴、ブーツから、季節外のもの、手入れ用品や雨具、遊具(ボール)など玄関に収納したいものは多数あります。

掃除機や季節もの、段ボール、見た目がゴチャゴチャしているものなどを収納する場所には、扉をつけましょう。

 

階段下の収納は、見せる収納でなければ扉は付けた方が良い

階段下の収納は、天井が斜めになっていたり、奥行きが使いにくかったり、各家庭によって様々です。

階段の段差があったり、棚が作れないなど問題があります。

階段下の収納には、掃除道具や工具類、スーツケースや季節ものなどを収納される方が多いでしょう。

見せる収納でなければ、扉をつけ、見えないようにする方がベストでしょう。

湿気が溜まりやすい場所ですので、定期的な換気は忘れないようにしてください。

 

 

使いやすさを考えるならクローゼットの扉は付けない!スッキリ便利なお家を作ろう

この記事では「クローゼットの扉はいるのか、いらないのか」を紹介しました。

収納=扉で隠すという思い込みから、付けて当たり前だと思いがちですが、実は付けない方がいい場合もあるのです。

クローゼットの扉がなければ、使いやすいだけでなく、「開ける手間がはぶける」「湿気がこもらない」「部屋を広くみせる」という嬉しいメリットもあります。

 

「マイホームを計画中だけど土地が狭い」「マンションのリノベーションを検討しているけど広さに限りがある」「狭い家をリフォームして部屋をスッキリさせたい」など、狭小住宅を広く見せたいと考えているみなさん。

 

クローゼットの扉を付けないというアイデアを、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

 

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