コラム 2019.12.25

ミニマリストと呼ばれる若者達が求める賃貸マンション賃貸アパートの暮らし

ミニマリストと呼ばれる若者達が求める賃貸マンション賃貸アパートの暮らし

名古屋で賃貸マンション賃貸アパート経営のリフォーム・リノベーションをご提案しているレトロデザインです。

前回のお話では、

若者狙いのデザインで差別化空室対策をしましょう

という記事で、今の若者世代の志向やトレンドについてご紹介しました。

 

この記事では、ミニマリストと呼ばれる若者の住まいに求める価値観について焦点をあてていきたいと思います。

ミニマリストと呼ばれる若者の価値観を知り、アパート経営の空室対策のヒントを見つけましょう。

 

賃貸マンション賃貸アパート経営のヒント。ミニマリストと呼ばれる若者たちの持たない暮らしとは

大量消費、大量生産から、「持たない暮らし」へ。

整理整頓された部屋に住み、テレビも持たない、服も数着しか持たない、最小限のものだけで暮らすミニマリストと呼ばれる若者たちがいます。

彼らが目指しているのは、「モノに束縛されない持たない暮らし」「シンプルライフ」

 

インターネットが発達でたくさんの情報やネット通販、などモノに恵まれている時代にも関わらず、

ミニマリストの彼らは「断捨離」や「持たない暮らし」を実践しています。

 

ミニマリストになった理由は、様々です。

・散らかった部屋が嫌だから

・経済的に買えない

・無駄使いはしない

・少ないものでミニマムに暮らしたい

・十分な収入はあるが最低限のもので暮らしたい

 

 

持たない暮らしの人が賃貸マンション賃貸アパートに求めるリノベーションデザインとは

ミニマリストの若者たちは、住居にもシンプルなデザインを求めています。

何もないデザインで、ただ寝る場所さえあればいい、そういうことではなく、<モノに束縛されない効率の良い暮らし>です。

ミニマリストの彼らが求めているもの

テレビを持たない若者

昔は、TVが最高の娯楽であったり、大型オーディオセットで音楽を楽しんだものです。

今はTVや大型のオーディオセットを持つという考え方はなくなり、音楽はダウンロードするもの、携帯やパソコンで高性能のイヤホンで楽しむものになりました。

 

車や自動車免許さえ持たない若者

車や自動車免許を持たない若者が増えてきています。交通手段の発達により、車を持つ意味がなくなったり、経済的に車を購入できない、維持する費用が高いことが理由になります。

自動車が必要なときは、カーシェアやレンタカーを利用します。また、エコロジーという価値観から、自転車を活用する人も増えています。自転車もファッションの一つです。

 

洋服を最低限しか持たない若者

自分が把握できる数の服しか持ちません。そのほとんどが着回しができるシンプルな服ばかりです。

気に入ったものは、同じ色・同じ形のものを買いなおして使い続ける。お気に入りのものを長く使い続ける傾向があります。

アップル社の共同設立者の一人である、スティーブ・ジョブズ。

彼もいつも黒いタートルネックとジーンズとスニーカーというスタイルです。

たくさん服があると、何を着ようか悩むという思考さえも無駄と考えます。

求めるものは、効率と仕組化なんですね。

 

そんなミニマリストの若者が求める賃貸物件とは

モノを手放すことを決めた彼らは、所有するもの自体が少ないので、部屋数は必要ありません。

シンプルな間取りで十分なんです。

色々なものを取り入れるよりも、シンプルな間取りにすることで、部屋を広く感じさせることができます。

足し算ではなく、引き算のデザインです。

ミニマリストといっても、暮らしぶりは様々です。

ベッドはいらない。布団でいい。という人もいれば、

ダイニングテーブルはいらない。その代わり、カウンターがあればいい。という人もいます。

築年数は古くても、シンプルな間取りの部屋ときれいなキッチンだけを望む若者もいます。

入居者全体から見ると、このような需要は多くはないかもしれませんが、このようなシンプルライフを望んでいる単身層が存在しています。

築古物件を所有する大家さんのアパート経営の空室対策のヒントになるかもしれません。

 

お問合せ・お見積りは無料です

名古屋でリフォームやリノベーションをお考えの大家さん、単身若者向けの物件を所有している大家さん、空室対策でお悩みの方は、お気軽にお問合せください。

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