コラム 2019.12.20

若者狙いのデザインで賃貸マンション賃貸アパートの差別化空室対策をしよう

若者狙いのデザインで賃貸マンション賃貸アパートの差別化空室対策をしよう

賃貸マンション賃貸アパート経営をされている大家さん。空室対策にリフォームやリノベーションを検討される方は多いかと思います。

しかし、部屋のデザインの好みはターゲットユーザーによって変わってきます。

万人受けするような物件で、他物件との差別化を図ることできるでしょうか?

一概に入居者といっても、年齢層や性別によって希望する条件も様々です。

入居者様が20代の若い単身男女向けであれば、「インパクト」があるデザインも検討してみましょう。

この記事では、賃貸マンション賃貸アパートにおいて、今の若者たちの志向やトレンドについてご紹介します。

 

空室対策では、キッチンを軽視しない

若者は広いキッチンを好む傾向にある

1K や1DKなど単身向けの賃貸物件は、キッチンが軽視されがちで、手狭なことが多いですが、最新の若者世代はデザインはよりシンプルで、広いキッチンを希望する傾向にあります。

 

アッシー君やメッシー君などバブリーな時代とは異なり、今の若者世代は、節約のために、外食費をなるべく抑え、自炊をしたり、友達の家でホームパーティをして楽しみます。部屋の壁を取り払い、キッチンが広く、キレイで収納があり、自由に使える間取りが好まれています。

 

賃貸マンション賃貸アパートの部屋に壁はいらない?!

無垢床のリビングルーム

 

40年前は、細かく仕切られた部屋が当たり前でしたが、今の若者世代には壁は不要なものになっています。プライバシーが守られない?!と驚きがちですが、壁をなくしたことで得られる自由な居住空間を若者たちは求めています。

ベッドルームを隠したいときには、カーテンを閉めるだけ。

お洒落にこだわる若者たちは、カーテンもベッドカラーリネンコーディネートもオシャレアイテムの一つです。カラーコーディネートにもこだわり、ベッドルームが見えることに抵抗はない人も多いようです。

 

賃貸マンション賃貸アパートの玄関に靴箱はいらない?!

参考:賃貸DIYガシェット通信

シューズは、ショップのようにあえて見える収納。

なんとこの靴箱、材料は1個60円のセメントブロックとホームセンターで購入できるベニア板です。

参考:UR都市機構

こちらは100円均一のスノコで作られた靴箱です。

DIYの人気は根強く、既存のものよりも自分でDIYして、自分好みのもので囲まれて暮らしたいという若者世代は増えています。

 

工事現場用の単管パイプむき出し?!若者向けのリフォームリノベーションデザインはビックリするものばかり

ナチュラルなDENのようなフリースペース

工事現場の足場用に使われる単管パイプ。

実はこれオシャレアイテムなんです。

色の無い無機質な感じがとてもオシャレといわれているアイテムです。

 

ベッドルームも単管パイプでロフト風に

参考画像:base 005 菊川

若者向けのリノベーションは驚くことがたくさんですね。

単管パイプで、ロフトベッドの完成です。

パイプにハンガーをかければ、クローゼットなんて不要な収納の完成です。

若者にかかれば、工事現場用のパイプも収納道具に早変わり。

 

賃貸マンション賃貸アパートを若者向けのデザインでリフォームリノベーションするということ

今どきの若者たちにとって部屋は自己表現の場所

もちろん今回ご紹介した内容がすべての若者に当てはまるわけではありません。

しかし、時代の変換とともに、若い世代の住まいに対する考え方も変わってきています。

彼らの価値観もとりいれながら、空室対策を図り、入居率アップにつなげていきましょう。

 

名古屋でリフォーム・リノベーションで空室対策をお考えの大家さん。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

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