マンション・アパート 2020.02.20

【名古屋市中川区】壁式構造の間取り変更が難しいお部屋でも壁を活かした素敵な空間へ!

【名古屋市中川区】壁式構造の間取り変更が難しいお部屋でも壁を活かした素敵な空間へ!
  • 間取り 2LDK
  • 床面積 58.5m2
  • 建物タイプ マンション(RC構造)
  • 所在地 愛知県名古屋市中川区
  • before
  • after

愛知県名古屋市中川区にある、築27年のマンションです。

オーナー様は、弊社のホームページを見て頂き、初めてのリノベーションに挑戦くださいました。

打ち合わせの段階から積極的にご要望をいただき、こちらのリノベーションのお部屋が完成いたしました。

完成翌日には新しいご入居者様が決まった、壁式構造を活かした素敵な空間のお部屋をご紹介いたします。

 

壁式構造のため間取り変更の難しいお部屋でした

壁式構造(柱がない代わりに構造壁に囲われている)のマンションは、建設時に敬遠されがちで『間取りの自由度が少ない』と言われています。

しかし、それはプランのアイデア次第。

間取りが大きく変えられないため、様々な希望が制限される中で、

・いかにリビングを広くできるか

・ベッドが置ける南側の洋室を広く使えるか

・部屋を狭くせず、収納を増やせるか

といった要望を実現するため、可能な範囲で間取りのデザインに工夫を凝らしました。

 

 

南向きの6畳2間の部屋の壁を30センチずらした効果で広々としたリビングに

南向き6畳2間(洋室と和室)があり、その間の壁だけは唯一壊すことができたので、30センチだけ壁の位置をずらしました。

その結果、リビングは広くなり、キッチンとつながりのある大きな空間を作ることができました。

 

 

壁式構造のため、お部屋の真ん中にあるキッチンに採光が届きにくい間取りでしたが、リビングを広く取り、仕切られてた扉を取り外すことで、キッチンまで光が届くようになりました。

 

 

もともと南向きの角部屋で日当たりも良好です。

マンションの構造上、壁が残る箇所がありますが、それが良い仕切りになっています。

 

床の色は白いフローリング調の塩ビタイルをチョイスしました。

入居者様に好評の明るめの白い床は、カーテンや絨毯との相性も良く、家具のコーディネートがしやすくカラーになっています。

リノベーションをお考えの方の参考になれば幸いです。

 

 

壁には、グリーンかかったライトグレーのアクセントカラーを取り入れました。

北欧の住宅によく使われているお色味ですね。

お部屋の雰囲気を優しく明るくしてくれます。

 

 

奥行きのある押入れをクローゼットにリフォームして収納力アップ&より使いやすい洋室に

壁を30センチずらした和室側のお部屋です。

和室のお部屋には、奥行き90センチの押入れがありました。

合わせて読みたい

押入れをクローゼットへリフォームして収納力アップ

こちらの記事でもご紹介していますが、

奥行きが深すぎる押入れって持て余して使いにくいですよね。

そこで、押入れ90センチ→70センチのクローゼットにリフォームしました。

 

 

壁の位置を30センチ和室側で移動させたため、縦長の細長い部屋になってしまうところを、

押入れを90センチ→70センチと狭めたため、より使いやすい収納へ変わり、部屋の狭さは感じられないまま、使い勝手のよい部屋に生まれ変わりました。

 

3口コンロの新しいシステムキッチンで毎日が楽しく

まずは施工前の様子をご覧ください。


▲施工前

The 流し台です。
色も黄ばんでいて経過した年月を感じますね。


▲施工後

 

3口コンロのシステムキッチン。

新しいキッチンでのお料理は作るのが楽しくなってきますね。

 

 

持ち手のアイアンは黒。

黒をチョイスされたのはオーナー様です。

白いキッチンに黒い持ち手が引き締まった印象でカッコいいですね。

こんな些細な場所もオーナー様のアイデアが詰まっています。

 

壁に大容量の下足収納を埋め込むことで広々とした玄関はそのままに

備え付けの下駄箱がないお部屋でした。

玄関の必要な広さは確保しつつ、さらに収納は作れないものか?

壁に下足収納を埋め込むことで、問題を解決いたしました。

そして、この玄関ホールを必要な広さを確保したまま出来る限り狭くしました。

その理由は後ほど・・・・


▲施工前


▲施工後

 

扉も3枚分あるので、下足以外にも収納することができ、マンションの収納不足を補うことができます。

玄関入ってすぐ右手には、高さが変えることができる可動棚を。

 

 

新婚さんのご夫婦を意識したお部屋です。

場所をとってしまうベビーカーなんかも置くことができますね。

もう少しお子さんが大きくなったら外で遊ぶおもちゃなんかもここに置くのかな。

 

 

廊下ホールにはニッチ(飾り棚)を。

お気に入りの雑貨・装飾などが飾れますね。そっとカギなんかを置く場所にも使えます。

 

サブルームにはオープンクローゼットを取り付けました

北側のサブルームは、収納がないお部屋だったため、オープンクローゼットを取り付け、あえて扉をつけないスタイルに。

扉をつけないメリットとしては、コストが下がり、さらにお部屋を広く見せることが出来ます。

でも、ハンガーパイプにカーテンをつけて簡易クローゼットのようにも使えます。

重たい洗濯物は干さないでくださいね。

湿気でカビが生えてしまいますし、あくまでも軽いカーテンの想定です。

 

大家さんのこだわりのアイテムがとってもひろびろユニットバス


▲施工前


▲施工後

オーナー様の一番のこだわりはお風呂でした。

0.75坪が主流のところを、あえて分譲マンションと同じ1坪サイズにしたい。

「広いお風呂だったら、お子さんが産まれてもストレスなく過ごしてもらえるよね。」

なんて、おっしゃっていました。

入居者様のことを第一に考えるオーナー様のこだわりポイントです。

実はこのお風呂にするために、先ほどの玄関ホールを少し狭くしたのです。


▲施工前


▲施工後

こちらにも、ポイントとなる黒のタオルバー。

白い壁に黒が締まってカッコいいです。

 

トイレは位置や広さは変わっていませんが、新品に交換し、ナチュラルな雰囲気に。

トイレカウンターも設置し、ゆっくりと過ごすことができます。

 

 

壁式構造でもカッコいいリノベーションはできます

リノベーションの自由度が少ないといわれる壁式構造ですが、

既存の間取りの中で、動かせない壁を上手に活用したり、埋め込み収納などアイデアがあれば、デメリットをメリットに変えることができます。

壁式構造のマンションをリノベーションしたいとご検討中のオーナー様は一度お問合せください。

 

 

リノベーションで新しい資産価値を高めてみませんか?

不動産賃貸経営を行う大家さん。中古物件を購入し、リノベーションを考えているオーナー様。

『壁式構造だから、希望通りのリノベーションは無理だろう』とあきらめてしまっていませんか?壁式構造でも、アイデア次第でカッコいいリノベーションは可能です。

 

まずは、お話をお聞かせください

漠然とした雰囲気のイメージだけでも構いません!

こんな風にしたいと完璧なプランをお持ちいただいても構いません!

まずは、オーナー様の思いをお聞かせください。

 

リノベーションで叶える新しい資産価値のあるお部屋に

今まで200室以上のお部屋をリノベーションしてきました。その経験から、それぞれのお部屋が持つ特性を最大限に活かし、築古アパートマンションでも、新築物件に負けないような新しい資産価値のあるお部屋をご提案します。

 

レトロデザインの強み

一級建築士が施工開始から、アフターサポートまで責任をもって担当いたします。

補助金の活用や、リフォームローンの組み方、相続税対策など税金のことまでなんなりとご相談ください。

※お問合せ・お見積りは無料です

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