コラム 2020.05.12

賃貸の和室を洋室へ、押入れをクローゼットへリフォームして空室対策

賃貸の和室を洋室へ、押入れをクローゼットへリフォームして空室対策

こんにちは!レトロデザインです。

愛知県蟹江町の一級建築事務所です。大家さんのための空室対策のご提案、そして入居者ファーストのリフォームリノベーション業を行っております。

 

当コラムでは、
愛知県蟹江町でリフォームリノベーション業を営むレトロデザインが、
愛知県の大家さん、名古屋近隣の大家さんに頼ってもらえる「建築の町医者」的な存在になれるよう、
大家さん目線での大家さんの悩みや疑問を解決していく投稿をしています

本記事では、和室にある押入れを洋室のクローゼットへリフォームする方法についてご紹介します。

●押入れが使いにくい
●和室の部屋は人気がない
●空室対策で押入れをクローゼットへ変えたい

 

とリフォームを考えた方はいらっしゃると思います。

 

レトロデザインにも、空室対策として、リフォーム・リノベーションのご相談を頂く際、和室と押入れがセットになったお部屋から、和室を洋室に、押入れをクローゼットへ変えたいと希望される方は多いです。

この記事では、実際の施工写真を使って、和室の押入れを洋室のクローゼットへリフォーム・リノベーションした事例をご紹介したいと思います。

 

押入れからクローゼットに変えたい理由

押入れをクローゼットに変えたい理由は
『押入れが収納として使いにくい』『押入れが痛んできた』『和室を洋室に変えたい』このような理由が多いかと思います。

押入れは布団をしまうのにはぴったりなサイズです。しかし、生活スタイルの変化で、布団よりベッドを使う人が増えています。布団を使わない人には、和室や押入れは使いにくいと感じる人は多いでしょう。

 

そこで、和室から洋室へリフォーム・リノベーションをする際に、押し入れをクローゼットに変えたいと希望される方が増えてきています。

 

奥行きがありすぎる押入れが使いにくい

押入れが使いにくい理由は押入れのサイズでした。

押入れの一般的なサイズ

間口—165~180㎝
高さ―上段90~100㎝/下段65~75㎝
奥行—約90㎝

 

和室にある押入れに収納するものといえば、ほとんどの方が布団をイメージされると思います。

奥行き90㎝とは、布団を収納するのにぴったりなサイズです。

ただ、布団からベッドへ生活スタイルが変化しつつある今、布団を収納することはほとんどありません。布団以外のものを収納する場合、収納ケースをしまうなどしても、奥行きがありすぎて、手前が余ってしまいます。

 

結果奥の物が取りづらい、収納がうまくいかないと不満をかかえた経験がある人は、お部屋探しの際、和室がある部屋は選択肢から外していることでしょう。

和室を洋室にリフォームする際のポイント

押入れを一般的なクローゼットへリフォームする場合

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▽AFTER▽

和室を一般的なクローゼットへリフォームした場合の施工写真です。

ふすまを扉へ変え、深すぎる90センチの奥行きを70センチへ狭めました。より使いやすい収納になり、なおかつ部屋も狭めた分、広くとれるようになりました。

 

クローゼットの内部に棚を設置し、使いやすくなりました。

部屋の広さが広くなったことに加え、ふすまから折れ戸に変更することで、さらに洋室らしさがアップし、リフォーム前の和室感は全くありません。

 

詳しい施工事例はこちら

【名古屋市中川区】壁式構造の間取り変更が難しいお部屋でも壁を活かした素敵な空間へ!

物置をロフト付きクローゼットに

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▽AFTER▽

こちらのお部屋は賃貸アパートの最上階で、天井に余裕があったので、ロフト付きです。

 

扉一枚分しかなかった物置は、ウェークインクローゼットに生まれ変わりました。ただ押入れをクローゼットにするだけでなく、建物の構造を考えると、より使いやすい多様なクローゼットにリフォームすることが可能です。

 

詳しい施工事例はこちら

【名古屋市中川区】ナチュラルな内装のフルリノベーション

 

大きめのウォークインクローゼットへリノベーション

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▽AFTER▽

こちらは間取りごと変更した、リノベーションの施工写真です。
和室ごとリフォームして、となりの部屋の壁を取り払い、大きめのウォークインクローゼットにしました。
拡張しているので、クローゼットが広めにとることができます。

詳しい施工事例はこちら

【名古屋市天白区】 レンガのデザインでキッチンが楽しくなる

 

デザインで楽しむこともできます

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▽AFTER▽

リフォーム費用の目安

リフォームを行う部位により費用は大幅に変わってきます。

畳をフローリングへ変更

●価格:8~20万円

畳の和室から洋室のフローリングにする場合は、下地工事が必要です。
畳の厚さが約40mm~50mmですが、フローリングの厚みは12mm程度になるため、畳をはがした後、他の部屋と床の高さを調整するために下地工事を行い、調整します。

 

また、築年数が古い部屋の場合、断熱材が入っていない場合もあります。断熱材を追加する工事も発生する可能性もあるため、費用は10万円前後変わってきます。

目安金額は15万円~です。

アパートマンションの場合は、防音基準を満たすために、使いたいフローリング材によっては費用が変わってくるため、予算についてはご相談しながらすすめていきましょう。

 

押入れをクローゼットに変更

●価格:10~20万円

アパート・マンションの退去の修繕で想定外の出費を抑えるために

押入れの2段の段を取り払い、仕切り棚をつけ、衣服をかけるハンガーパイプを取り付けます。また、和室っぽさを出すふすまを、折れ戸ドアや引戸ドアにリフォームすることも可能です。

和室を洋室へフルリフォーム変更

●価格:30~90万円

和室から洋室へフルリフォームする場合、畳からフローリング、押入れをクローゼットへ、ふすま、天井、壁など全てフルリフォームすることも多いです。工事も多少おおがかりになるため、費用も変わってきます。

 

間取り変更でもかわってきますので、無料相談を利用しながら、リフォームリノベーションを行うべきか決めていきましょう。

 

 

まとめ

予算を抑え、リーズナブルなリフォームをする場合には、押入れにハンガーパイプを取り付けただけのものもあります。
大掛かりなものになると、間取り自体を変え、拡張したウォークインクローゼットにすることも可能です。

また、造作家具でオリジナルの収納家具を作ることもできます。

背面に部屋がある場合は、入口を二つ作り、共通のクローゼットにしたり、あえて扉をつけないデザインのクローゼットすることもできます。

壁の解体など相談が必要となりますので、押し入れをクローゼットにリフォームやリノベーションしたいとお考えの方は一度弊社までご相談ください。

実際に和室の押入れをクローゼットにリフォームした施工例

【名古屋市中川区】壁式構造の間取り変更が難しいお部屋でも壁を活かした素敵な空間へ!

 

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まずは、オーナー様の思いをお聞かせください。

 

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