コラム 2020.01.16

革命的?スマホで賃貸アパートマンションの物件管理はできるのか②

革命的?スマホで賃貸アパートマンションの物件管理はできるのか②

実際に、賃貸物件の実状を見てみると、空室のある物件は増加しつつあります。これは、次々と新しい建物が作られることだけでなく、オーナーや不動産管理会社が入居者のニーズを掴みきれていないことがあげられます。

 

では、そういった実情である賃貸管理をスマホで行った場合、どうなるのでしょうか。

 

 

1.賃貸アパートマンションの物件管理において、スマホが持つ可能性

賃貸物件においては、どのような物件があっても満室を目指すことが最大の目的です。その状態を維持しつつ、顧客の視点に立ち、設備や建物をリフォームしながら利益を出していくことが重要です。

 

そのうえで、スマホで物件を管理することが実現可能となってきました。実際に、管理会社の生産性だけに着目すると決してその経営モデルが優れているとはいえません。アナログの人の時間や作業に任せっきりという会社も実際には少なくないためです。

 

 

管理会社の業務は、賃貸に関する契約書の作成や入居者の募集、保守点検などは管理会社の仕事です。しかし、そういった仕事であってもスマホで監理することによって不動産会社に頼らない管理が可能となります。

 

そして、賃貸物件のオーナーを支援するアプリには、

1.仲介パートナーが物件の入居募集を行い、様々なサポートを行ってくれる

2.1人で数千以上の物件を管理することができる。例えば、清楚や点検、修繕といった内容はそのアプリだけで監理することができる

3.家賃相場の調査や審査、不動産市場そのものの情報を集めることができる。また、チャットを利用している担当者とコミュニケーションをとることも可能。

 

などといったアプリが既にリリースされています。つまり、資金さえあれば管理会社に頼らずに自分で物件の管理を行える体制が既にできているといえるでしょう。

 

あくまでも、スマホによる管理は管理支援を行う会社のアプリを使用しつつ、自分で監理を行っていくものです。そのため、自分1人で全ての業務を行うわけではないことから、利用料金が発生することには注意が必要です。

 

しかし、

・入居者の声を拾わない

・必要そうな情報の収集を行わない

・現状で満足している

などの管理会社に不満がある場合には、切り替えることも検討できるほど優秀な機能性を持つアプリが非常に沢山あるといえます。管理会社が行っている業務は、スマホアプリを用いて様々な会社にさらに分散することが可能です。管理会社のメリットとデメリットをよく考慮したうえでスマホを使用して物件を管理していきましょう。

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