コラム 2020.01.09

賃貸マンション賃貸アパート経営の空室対策でリノベーションをする前に考えておきたいこと①

賃貸マンション賃貸アパート経営の空室対策でリノベーションをする前に考えておきたいこと①

賃貸マンション賃貸アパート経営をしている大家さんであれば、空室問題は悩みの種ですよね。

新築の時には、空室に悩まされることがなかったかもしれませんが、建物が古くなり、築年数を重ねるにつれ、空室も気になってきているのではないでしょうか。

 

空室対策、収益改善のためにも、リフォームやリノベーションを検討されるかと思います。この記事では、リノベーションで収益改善したい大家さんに向けて、リノベーションをする前に考えておきたいこと・その①をお伝えしていきます。

 

所有する賃貸物件に入居してほしい入居者のターゲットをイメージする

賃貸マンション賃貸アパート経営は、入居者の有無が重要です。

自分がやりたいリノベーションではなく、入居してほしい入居者のターゲットを選定することが重要なポイントです。

立地条件や環境施設から考えて、所有するアパートがどのようなターゲット向けなのかを考えましょう。

入居者ターゲット選定に必要な条件とは?

性別・単身者・ファミリー(入居者人数)・年齢層・年収

など住む人をリアルにイメージすることが大切です。

入居者が満足する物件にするためにも、どのターゲット層向けにリノベーションをするのかをまず第一に考えましょう。

 

経営する賃貸マンション賃貸アパートの立地条件や環境施設などの市場調査からその土地にあったターゲット層に

所有の物件が、郊外のゆったりとした住宅街でファミリー層が多いのか、

駅近で、単身者や独身者向けなのか、駅近だが、ファミリー層向けなのか、

その土地のニーズが、今の間取りと合っているのかを考えることが、空室リスクを抑えるためにも重要な施策になります。

レトロデザイン施工の流れ(現地調査)

弊社では、現地調査やヒアリング内容を踏まえた上で、物件周辺の家賃相場や競合なを徹底的に調査し、ターゲット層をシミュレーションした上でリフォームプランをご提案しています。

 

ターゲット層を明確にして、どのような条件ならニーズが得られるのかを考えましょう。

 

入居者が好む賃貸マンション賃貸アパートの間取りとは?ターゲット別に説明

入居者が好む間取りは入居人数によって異なります。

・単身者(学生・社会人)→1K~1LDK

・2人世帯→1DK~1LDK

・3人世帯以上→2LDK~

二人世帯でも、新婚夫婦なのか子育てが終わったご高齢のご夫婦なのかでも、望まれる間取りは変わってきます。

共働きで家に不在がちな世帯収入が多い新婚夫婦は、『インターネット無料』や『宅配ボックス』『ウォークインクローゼット』などを好みます。単身者向けなのかファミリー向けなのかで、取り入れたい設備も変わってします。

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賃貸マンション賃貸アパート経営の空室対策でリノベーションする前に考えておきたいこと①まとめ

空室対策・収益改善のためにリフォームやリノベーションは有効的です。

しかし、費用がかかるリノベーション投資で成功するためには、ターゲット層とニーズを明確にして、どのようにリノベーションを進めていくかが重要な鍵となります。

また、物件によっては、構造や給排水の問題からリノベーションしにくい部屋も存在するため、建築士による事前の確認も欠かせません。

どのような工事を行うかについても、専門家に相談しながら決めていくといいでしょう。

築年数を重ねても満室経営を続けていくために、施工前に考えておきたいことをこれから連載としてお伝えしていきます。

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