コラム 2020.01.09

賃貸マンション賃貸アパート経営を行う上で良い管理会社との見つけ方・付き合い方を解説②

賃貸マンション賃貸アパート経営を行う上で良い管理会社との見つけ方・付き合い方を解説②

賃貸マンション賃貸アパートを経営する上で、良い管理会社は、自分が管理する物件であれば、定期的に現地を確認します。一軒あたりの利益率が低かったとしても、積み重なれば会社がダメージを受けるほどのものになるためです。

 

では、オーナーとして、良い管理会社を見つけた場合どのようにつき合っていけばいいのでしょうか。ここでは、良い管理会社との付き合い方について解説していきます。

 

1.良い管理会社はパートナー

管理会社の業務は非常に多岐にわたります。その中で、オーナーや入居者に対応している状況です。しかし、オーナーと管理会社はパートナー的な立ち位置でなければ経営は成り立ちません。

 

例えば、空室や退去者への対応として、

・設備の刷新やリフォームの提案

・原状回復の徹底

などオーナーだけでなく、入居者の視点からアドバイスをくれる間に会社も少なからず存在しています。こうした場合、オーナーとしてお金をかけたくない気持ちはわかるものの、問題があるからこそアドバイスをしてくれていると受け取ることが重要です。

 

・オーナー側の注意点

また、入居者からの相談などに即時に対応することも付き合いやすいオーナーとして管理会社に認められることにつながります。例えば、夏場のエアコンの異常などは、リモートワークや家事をする方には死活問題です。そういったトラブルに対して、迅速に対応するかどうかによって入居者のイメージは大きくかわるでしょう。

 

仮に買い替えが必要な場合であっても時間を要する方法は、入居者からのイメージは大きく下がることになります。そのため、オーナーとしても管理会社に対して事前に明確な話し合いをしておく必要があるといえるでしょう。

 

2.オーナーと管理会社の業務分担は明確に

管理会社とのつき合い方は、細かく言えばオーナーとその管理会社によって大きく異なります。

 

しかし、

・年に数回の話をしない

・具体的な対応策があるにも関わらず、実行できない

となった場合には、管理会社とオーナーだけでなく入居者にとって著しいマイナスが発生する可能性があります。

 

そのため、管理会社とオーナーは、定期的に連絡を取りながら、

・管理物件に対してどのような状況になっているのか

・空室がどのくらいあるのか

・それを埋めるための施策は何を行っているのか

などの細かい要件を確認することが必要となってきます。頻繁に連絡をしすぎるのもイマイチと思う部分もあるかもしれません。しかし、パートナーとして任せている立場である以上は、経営改善を共に行う視点を持つ必要があります。

 

業務の分担や決定権の違いを明確にしながら迅速な対応ができる関係性を管理会社と築いていくことが大切だといえるでしょう。

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