その②大家さん必見!良い管理会社ってどんなもの?
管理会社には、会社によって善し悪しが決まっています。賃貸マンション賃貸アパート経営を行う上では、そういった要素を無視して管理会社を選定することができません。ここでは、管理会社の善し悪しに触れたうえでどのような管理会社を選んでいけばいいのかを見ていきましょう。
1.管理会社はオーナーが決めるもの
管理会社の業務は、オーナー以上に重要です。簡潔に言えば、建物の管理から新たな入居者の募集まで管理会社が行います。
そのため、管理会社の管理体制はよく確認する必要があります。例えば、土日に対応できる管理会社とそうでない管理会社では、入居者に対する案内などにも差が生じるでしょう。
この場合は、アピールできる入居者も変わってきます。また、どのようなアピールをするかも管理会社によって変化するため、オーナーは管理会社をよく吟味しながら決定していく必要があるといえます。
2.どんな管理会社ならば任せられるのか
管理会社は、オーナーの代わりに物件をアピールし、建物の維持や設備の管理なども行う必要があります。そのため、何よりも信頼できる管理会社を見つけることが重要です。
例えば、
・オーナーへの対応がしっかりしている
・人の出入りが激しくない
・入居者への対応に全く問題がない
・定期的な報告がある
・管理料に変動がない
などが挙げられます。
特に、オーナーと入居者への対応は非常に重要視する必要があります。入居者への対応は、建物の今後の評判を決定づけるほど重要なものです。建物内の設備や外観に不満がなくても、担当者に不満がある場合には、入居者だけでなく、退去者が出やすい状況になってしまう可能性があります。
また、全く問題がなかった場合でも退去者が出る可能性はゼロではありません。そのような場合に、
・どのような理由で退去するのか
・設備として不備はなかったか
などのアンケートを取るなどの対応は良い管理会社といえるでしょう。そして、入居者や退去者の意見を反映したうえで、新しい入居対象者にアピールするなどの対策を講じる管理会社は信用できます。
管理会社の体制は、非常にばらつきがあるものの、良い管理会社の条件はある程度決まっています。そのうえで、自分がバカすぎる管理会社と比較した場合に、現状でデメリットの方が大きいなどの場合には、監理会社の変更を考慮しましょう。
大家に対する具体的な提案ができる、入居者の目線も忘れないなどといった管理会社を探していくことが賃貸経営を成功させるためには必要です。