コラム 2019.12.04

女性が好むリノベーションで家賃アップ?

女性が好むリノベーションで家賃アップ?

特に特徴のないアパートは、築年数が経つにつれて、他の新築マンションと競争できなくなってきます。

所有の物件の近くに、同じような外観の新築マンションができたら、どうでしょうか。やはり独自性のある魅力要素は大切です。

そこで、女性に特化したリノベーションはいかがでしょうか?

実は、男性と女性では、賃貸物件を見るときの決め手が異なります。

男性は、駅チカ、家賃の安さが決め手となる方は多いですが、

女性は、少し遠くても、セキュリティがしっかりしている、見た目が好き、と多少家賃が高くても防犯面やデザイン面を重視する傾向にあります。

 

築年数が古くなった賃貸物件は、空室が目立つ→家賃を下げる手段をとらなければいけないかもしれません。

しかし、築年数が古くなっていても、〝見た目が好き〟それだけで決め手になることがあるのも事実です。

 

女性の好むデザイン、エントランスの華美さを大切に

女性は細部にこだわります。

豪華なエントランス部、廊下や階段の曲線、天井の電球ランプ、アイアン金具や優しい色使い、室内のインテリアや造りを女性専門にしたデザインは、物件選びのポイントになります。

高いセキュリティ面と防犯対策

女性の一人暮らしには危険が潜んでいます。セキュリティ面を整えましょう。

・オートロックの共有玄関

・宅配ボックス

・防犯カメラ、防犯窓

セコムなどの総合セキュリティシステムと契約しているマンションもあります。

「娘の一人暮らしが心配」な親御さんからも安心ですね

 

女性の住人が7割という安心感

女性が好むマンションは、女性の入居者が約7割を占めます。

帰宅が遅い職業の女性にも、他の住人が女性が多いという点は安心感がありますね。

 

セキュリティが高いため、家賃を高く設定することも可能

女性の入居者が多いと、それを逆手にとった犯罪者もいるかもしれません。

そのため、防犯面のセキュリティを手厚くしなければいけません。

そのため、相場より家賃設定を高めに設定することができるため、収益アップにもつながります。築年数が古いから家賃を下げるのではなく、設備がしっかりしているから、家賃を上げるということができるのです。

 

まとめ

空室が目立つ物件と、常に満室の物件では、何が違うのでしょうか。

それは、「目立ったメリットがあるかどうか」です。

空室対策はやみくもにやればいいというものではありません。実施する前に、近隣物件の調査や不動産の流れをリサーチしましょう。

レトロデザイン・現地調査

入居者のターゲットを女性に絞るのであれば、女性の好むデザインや女性が安心するセキュリティを完備しましょう。

女性は男性と比較した際、男性よりもこまめに掃除をし、部屋を清潔に保つ傾向があります。結果として、退去時の精算費など負担が軽くすることが可能です。

 

 

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