続々と値上げラッシュ！駆け込みリフォーム増！お早めにご相談ください
愛知県蟹江町の一級建築士事務所レトロデザインです。
テレビでも値上げのニュースが続く日々ですね。
生活用品もそうですが、建材資材、住宅用設備も値上げの対象ということはお気づきでしょうか？すでに値上がりしているものから、これから値上がりが予定しているものなど、建材資材メーカー、住宅設備のメーカーなど価格改定の話がこちらにも来ています。
住宅設備の値上げ
TOTO
2022年10月～衛生陶器3～8％程度、ウォシュレット2～13％程度、水栓金具6～12％程度、ユニットバス6～20％程度、システムキッチン2～7％程度、洗面化粧台4～8％程度
LIXIL
2022年4月～住宅用サッシ9％程度、エクステリア関連10％程度、トイレ3％～10程度、ユニットバス8～15％程度、キッチン2～10％程度
パナソニック
2022年8月～キッチン9％程度、バスルーム11％程度、洗面化粧台6～9％程度、トイレ6～12％程度
クリナップ、タカラスタンダードの水回りも値上げとなるそうです。給湯機器の品薄は以前よりいわれていましたが、リンナイ、パロマ、ノーリツも値上げを発表しています。
内装材では、サンゲツの壁紙、床材、リリカラも値上げとなります。他にも、YKKの窓サッシや玄関ドア、AGCの窓サッシ用板ガラスなどリフォーム、リノベーションには欠かせない建材も値上げが発表されています。
木材
元々のきっかけは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で製品の供給不足から納品遅れが始まりました。2021年春ころより、アメリカや中国の住宅建築の急増により、木材の需要が増え、そこに新型コロナウイルスの影響で木材の需要と供給のバランスが悪くなり、その結果、住宅の骨組みとなる木材の値上がり、その後も高止まりしています。このウッドショックとよばれる状況はまだまだ続きそうです。
金属
鉄筋やアルミニウムなどの金属も値上がりしています。鉄筋や板金などは、基礎工事や外壁材、屋根材、雨どいなどに使われています。
原油
ガソリンの値段が高騰していることから、あらゆる物流コストが値上がりしています。国際輸送に使われるコンテナ不足と輸送遅延が発生しています。
建築資材、住宅設備の値上げラッシュによって、リフォーム、リノベーションのお見積り金額も高くなることが予想されますよね。
住宅価格は去年と比べ、全体的に高くなりました。2020年と2022年3月の時点では、住宅価格は7％～10％程度値上がりしています。住宅の10％というのは2000万円が2200万円に値上がりしたということです。値上げがこれで止まるかといえばそうではなく、今後も値上がりが予定されています。値上がりした商品が状況が落ち着いたので値下げしますということは残念ながらありません。
また、円安についても、ドルが高くなり、円の価値が安くなります。輸入すると実質値上がりしているということになります。
今後の対策として
・商品単価は実際あがってきています。しかし、すべての商品が値上がりしているわけではありませんので、ご相談ください。
・10年以上経過した給湯器などいつ壊れるかわからないものはあらかじめ余裕をもって交換をご依頼ください。
壊れてしまってすぐに交換が必要なものの、欠品や商品が入荷しない可能性もあります。
同じリフォーム・リノベーションをするのに値段が違うのは避けたいですよね。お悩みの方は、お早めにご相談ください。今度やろう、ではなく、いつやるかをしっかりと計画をたてるお手伝いをさせてください。
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