空室に芳香剤を置くときに注意して欲しいこと
こんにちは。愛知県蟹江町にある一級建築事務所のレトロデザインです。
愛知三重岐阜などを中心に、賃貸アパートマンションなどの賃貸物件の収益を向上したい大家さんのための空室対策のご提案、そして入居者ファーストのリフォームリノベーション業を行っております。
空室対策の一つとして、空室の部屋に芳香剤をおいてあるお部屋が多いかと思います。
実はこの方法、NGな使い方をされているお部屋を多々お見かけします。さて、どういったことがNGな使い方なのでしょうか。早速見ていきましょう。
空室のお部屋に芳香剤を置く理由
芳香剤を置く理由とはしては、
・内見に来られた方に、お部屋のイメージアップをさせるため
・長期空室によるニオイを隠すため
のことが多いでしょう。
これは正解であり、使い方によっては間違いでもあります。
芳香剤のNGな使い方
トイレを連想させる強烈な匂いは避ける
内見に来られた方が、ドアを開けた瞬間、香りや強すぎたり、トイレの匂いを連想匂いがしてきたらどうでしょうか。
匂いが苦手な方もいます。芳香剤臭が強すぎるものは避けた方がいいでしょう。
特に、トイレ用の方が匂いが強いから、効果が高いだろうと、わざとトイレ用をお部屋においてしまうのはNGです。
内見したお客様は
「匂い対策がされていたけれど、何か問題がありニオイをごまかしているんじゃ」
「事故物件では・・・?」
と空室対策のために行ったことが、逆効果を与えているかもしれません。
芳香剤のパッケージが丸見えはNG
芳香のための、芳香剤ですが、そのままドーーーーーーーーーーーーーン!!!と隠されもせずに置いてあるのを見て、どういった印象を持ちますか?
誰が見てもわかるような消臭と書かれた芳香剤のパッケージ・・・
芳香剤を活用するのであれば、デザインや芳香剤のタイプにも気を配って見ませんか?
芳香剤を置くなら、種類やデザインにもこだわろう
芳香剤をお部屋に置くのであれば、香りだけでなく、見た目のデザインにも拘りましょう。
「芳香剤を買ってきて」と頼まれたら、据え置きタイプが一番に頭の中にイメージされるかもしれません。しかし、お部屋の芳香剤は据え置きタイプ以外にも種類がたくさん販売されています。
オシャレな芳香剤
こちらはあくまで個人的なお勧め品を集めました。
使い方が簡単。据え置きタイプは見た目がオシャレなものを
据え置きタイプは使い方も簡単です。置くだけでその周りの空間に香りが広がります。
中身の残量も見えやすくなっているので、なくなれば交換すればよく、手間もかかりません。
据え置きタイプの芳香剤は比較的安価なものが多いのが特徴です。そのため、ホームセンターなどでも簡単に購入することができ、認知度も高いため、見ただけで芳香剤とバレてしまうでしょう。ですので、見た目ですぐに芳香剤とばれてしまわないような珍しいパッケージのものを選ぶようにしましょう。
こちらは、容器がガラス製で、キャンドルのようなデザインが印象的でインテリア性が高い芳香剤です。
残量も見た目で確認することができるので、扱いも簡単ですね。
モノトーンのパッケージであれば、シンプルでお部屋の印象を崩しません。
濾過紙を上げ下げするタイプですので、使い方に慣れている方も多いでしょう。余分なシールは外すようにしてください。
フレグランスアロマストーン
インテリアが映える上に、香りを楽しむことができるのがフレグランスアロマストーンです。アロマストーンとは、素焼きや石膏で作られた石に、アロマオイルの原液を直接染み込ませて香りを楽しむというものです。ふわっとした香りがとても上品に漂い、香りを楽しむのはもちろん、インテリア雑貨として飾ることもできますので、芳香剤を置いているという印象を持たれることはありません。
こちらは無印良品さんのアロマストーンです。器の上に置いた素焼きの石にアロマを数滴垂らすだけなので、使い方はとても簡単だとです。観葉植物と一緒におけば、インテリアにもなりますし、芳香剤をおいているというイメージから離れることができますね。
フレグランススティック
インテリアとして最近人気が高いのがスティックタイプです。ボトルにスティック棒をさして使用します。気に入った匂いがあれば、フレグランスのみを追加購入することもできます。
見た目もオシャレでインテリアに馴染みやすく、芳香剤としておいていてもインテリア雑貨という扱いをすることができます。
プラスティックケースではなく、瓶に入っており、インテリア性もあり、見た目にもオシャレ感を出すことができるので、お勧めです。
芳香の効果はありますが、消臭の効果は少ないため、リビングや個室、玄関に置くといいでしょう。また、スティックの本数を変えることで香りの強さを調節することもできます。
特に空室は内見時以外は締め切っていて、風通しが悪いことが多いと思いますので、香りの強さには注意をするようにしましょう。
こちらは女性向けのスティックタイプの芳香剤です。
ガラスの容器にリボン、スティックの先にポンポンなど間違いなく女性向けで、とても可愛らしい印象になっています。
入居者を女性をイメージされているお部屋に置くといいでしょう。
特に女性がチェックしやすい洗面所の鏡付近に飾るとキュートなインテリア代わりになるでしょう。
即効性があるスプレータイプの芳香剤
気にある場所にシュシュっと振りかけて使うスプレータイプの芳香剤です。布やカーテンに、もちろん空間にも使うことができます。
シュッととするだけですぐに香りが広がるため、即効性があります。内見前にシュッとするのが効果的ですが、それはなかなか難しいものがあるかもしれません。
長期的な芳香効果はないため、据え置きタイプと一緒に併用するなど工夫が必要です。
コンセントプラグに挿す芳香剤
こちらはコンセントプラグに挿すタイプの芳香剤です。15分置きや30分置きで一定の間隔で香りをシュッと噴射してくれます。
電気を必要としますので、空室対策というよりは自宅向きかもしれません。
芳香剤を置くなら見せ方や置き方にも注意しよう
芳香剤をお部屋に置くのであれば、剥き出しのままポンっと置くのではなく、見せ方や置き方にも注意をしましょう
・インテリア性の高いものを選ぶ
・大きいものではなく、小さいものを分散しておく
・香りは統一する
・強烈すぎる匂いはNG
大型の芳香剤をお部屋の真ん中にドンとおくのではなく、小さいものを各部屋に分散しておくようにしましょう。
芳香剤のニオイが苦手な方もいます。様々な種類の匂いが混ざると人によっては悪臭とな理ますので、香りは統一するようにしましょう。
匂えばいいというわけではなりません、あくまでも内見者様に良い印象を与えるための芳香です。さりげなく香るということを意識して設置するようにしましょう。
まとめ
今回は、空室対策として、ただ芳香剤を置けばいいわけではないという点をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
お部屋の芳香剤には種類や様々な商品がありますので、好みの香りを選ぶところから、キュートな女性向けなのか、シンプルなクールなユニセックスな方がいいのかもあわせて考えましょう。
内見者様は意外としっかり見ておられます。芳香剤は置けばいいというわけでは成りませんので、取り入れようと思われるオーナー様はぜひ一度見せ方も考えてみてくださいね。
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