コラム 2021.03.31

収納が少ない賃貸アパートマンションの洗面所を使いやすくするリフォーム術

収納が少ない賃貸アパートマンションの洗面所を使いやすくするリフォーム術

愛知県蟹江町の一級建築事務所のレトロデザインです。

賃貸物件の収益を向上したい大家さんのための空室対策のご提案、そして入居者ファーストのリフォームリノベーション業を行っております。

賃貸アパートマンションの悩みと言えば、収納不足を感じている方が少なくありません。
特に毎日使う洗面所は、日用品で溢れていますよね。家族が増えれば、ものが増え、収納はいくらあっても足りません。

 

内見をされるお客様も、リビングやキッチンはリフォームされているけれど、洗面脱衣所が狭い、収納が少ないというところまでしっかりと見られていらっしゃいます。

特に女性のお客様ほど水回りや収納力はチェックされている方が多いですね。
お部屋のインテリアは自分好みのスタイルを決めてお部屋作りができますが、間取りや収納力に関しては自分の力ではどうにもできませんので、やはり内見のお客様が「おっ」っと思ってもらえるような工夫が見えるを強く印象に残るかと思います。

 

このコラムでは、収納が少ない賃貸アパートマンションの洗面所を使いやすくするリフォーム、リノベーションのアイデアを施工事例もあわせてご紹介いたします。

リフォームやリノベーションで他物件と差をつけたい!と賃貸リフォーム賃貸リノベーションを検討されている大家さまがいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください。

 

洗面所が収納不足になる原因

収納が足りないと言われる洗面所には、どんなものがあるのでしょうか。

歯ブラシ、コップ、歯磨き粉、石鹸、化粧品、シャンプーなどのストック、試供品、ブラシ、整髪料、洗剤、タオルや着替えなど、種類が多く、ほとんどが日用品ばかりです。

モノが溢れるということは、在庫管理がしにくく、重複して買い物をしてしまったり、掃除がしにくいという欠点があります。

そして、毎日使うものを引き出しの中に閉まってしまうと使い勝手が悪いということもあり、ついつい手元に置いてしまうため、散らかる原因にもなってしまいます。

スッキリと片付けるためにも、ジャンルごとに分けて収納できるようにすると非常に便利です。

収納を増やす方法①棚を増やす

収納を増やす最も簡単な方法からご紹介していきましょう。

一番簡単な方法は、デッドスペースに棚を作り、収納を増やす方法です。

洗面所にバスタオルや洗剤類を置くとスペースが限られてくると思います。
特に、タオルやバスタオルは場所をとりますし、かさばります。

そこで活用するのが、壁面収納です。
洗濯機の上の壁面や、ドアの上、収納棚の上などの空間を有効活用し、デッドスペースを上手に活用しましょう。

壁面収納を作る場合は、耐荷重量を確認し、重すぎるものは置かないようにしてください。
また、上部の収納にはできるだけ落下してのも安全はタオルなど軽いものを置くようにしてください。

 

壁を使ったリフォームは空きスペースを有効活用することができます。
奥行き10センチから収納スペースを壁に作ることができるので、収納棚を置くスペースが取れない部分でもリフォームが可能です。

洗濯機の上のデッドスペースを有効活用するために、棚板を作ってもいいですし、ドアのすぐ上に棚を作り収納を増やしてもいいでしょう。

専門のプロに依頼をすることで、お部屋の雰囲気と統一感を持たせた壁面収納を作ることができます。統一感があるお部屋はオシャレに見せることができますので、リフォームの際に一緒に設置しましょう。

 

収納を増やす方法 ②なかった場所に棚を作る

リフォームを行う際に、なかった場所に棚を作ることも可能です。

洗面所の棚を増やすと言えば、市販品のつっぱり棒やランドリーラック、洗面台周りに市販のキャビネット棚を設置したり、床下スペースに収納を作ったり、壁に棚を造作する方法があります。

壁の棚を増やすだけでしたら、ホームセンターで道具を揃えたらできるかもしれませんが、吊り戸棚を取り付けたり、可動棚を取り付ける場合は、専門のプロに依頼しましょう。

吊り戸棚はオーダーメイドにするば好きな形、好きな幅でサイズを選べます。費用が上がる場合もあれば、逆に安くなる場合もありますので、ご相談下さい。

 

収納を増やす③収納力のある洗面化粧台に交換する

リフォームの際に、収納力のある洗面化粧台に交換しましょう。

収納力のある扉の中に必要なものをしまっておくだけで見た目がスッキリします。

洗面台と洗濯機の間がぴったりの洗面化粧台を設置しても良いですし、洗面台と洗濯機の間に隙間があいてしまうという方には、洗面化粧台をお作りすることも可能ですよ。

リフォーム費用を抑えたいという方には、もともと付いていた鏡を再利用し、ミラーのサイズに合わせた棚を作ってくみあわせてお作りすることもできます。

お気軽にご相談ください。

 

収納を増やす方法④ニッチを作る

洗面化粧台は広いわけではありませんので、毎日使う洗面所にニッチがあると非常に便利ですよね。

施工例のお写真は、壁に縦2列のニッチです。ここには主に化粧品などをおくことを想定して作られています。洗面台の周りはとく水が飛ぶので、水垢や汚れがあります。水が飛びにくい高さの位置に作ったニッチの上にものを置くことができたら、洗面台がスッキリしますね。

こちらはドライヤー置きとして作られたニッチです。毎日使うドライヤーは、置き場所に困りますよね。無造作にその辺に出しっぱなしにすれば、散らかった印象を受けます。

ドライヤーは見せる収納か、または見せない収納で考えましょう。

見せたくない方は、引き出しやカゴに入れて収納
見せる方は、ドライヤーホルダーでかけて収納、ニッチにかけて収納

見せる収納にされる場合は、コンセントが水にかからないように注意する必要があります。

ニッチとは、壁面に凹んだスペースを作り、その内部を収納や飾り棚として使うものです。
まずはニッチに何を置くかを考えましょう。
ニッチは形や大きさを用途にあわせて作ることができます。

洗面所のタオル置き場がどうしても作れない場合は、タオルニッチという考え方もできますよ。

 

収納箇所を整理し、ものを減らすために、何があるかを把握しよう!

洗面所にはたくさんのものが溢れています。

一度洗面所の中身をすべて扉から出してみましょう。そして、持っているものを把握しましょう。洗面所のストックはサイズが小さいものが多く、ストックを見落しがちです。

 

サンプル化粧品などもらって、そのまま引き出しの奥に入れたままになっていませんか?

 

それは在庫ではなく、無駄です。サンプル化粧品は旅行に行くときに使おうと思ってストックしておくと、どんどん増えていきます。2泊3日の旅行にストックは一週間分もいきません。サンプル化粧品は日常使いし、使わないものは捨てる勇気を持ちましょう。

2人暮らしの部屋にシャンプーの種類は何種類も必要ありません。家族が増えれば、必要なものは変わってきますが、必要な量だけ置くようにしましょう。

 

モノの住所を決める

毎日使うものを扉の中に閉まってしまうとストレスになります。

 

歯磨き粉や洗剤などの日常的につかうストックは、床下収納でも大丈夫です。

 

歯ブラシや洗顔など毎日使うものは、手の届きやすい場所に置くように決めましょう。その際、外に出しておくものは、色味を整えるようにすると見た目がスッキリとします。

 

使い古しの歯ブラシやタオルなど掃除用として取っておきたいものは、頻度が毎日ではないので、専用スペースを使って足元へ収納してもいいでしょう。

 

ながら掃除をして、綺麗を保つ

メラニンスポンジをカットして扉の中へしまっておきます。

 

歯磨きをしながら、メラニンスポンジで洗面所を掃除します。

 

お風呂掃除のついでに、バスマジックリンで洗面所を掃除しましょう。簡単な水垢程度であれば、バスマジックリンできれいにピカピカになります。排水溝掃除には、ハイターがオススメです。

日々ながら掃除を行うことで、綺麗を保つことができます。

 

この投稿では洗面所を使いやすくするリフォームに付いてご紹介いたしましたが、収納は増やすほどものは増えていきます。そして、ものに溢れる結果になってしまいますので、まずはものの量を把握し、ながら掃除を行う意識が大切です。

 

 

 

まとめ

洗面所は毎日使うところなので、ついつい日用品で溢れてしまいがちです。持っているものを把握し、使わないものは捨てる勇気を持ってください。

洗面所の収納を増やすには、市販品でも対応することはできますが、お部屋全体のバランスやデザインを考え、プロに依頼すると全体コーディネートできます。

大家さんご自身ので取り付ける方もいらっしゃいますが、壁や天井に穴を開けたりしければいけないので、業者へご依頼ください。

 

もし今現在、所有する賃貸アパートマンションの空室がなかなか埋まらないなど、お悩みの大家さん、オーナー様がいらっしゃいましたら、一緒になって、お部屋のリフォームやリノベーションについてご提案させて頂きたいと思っております。

  レトロデザイン施工事例はこちらからどうぞ

 

 

空室が続く今だからこそできる対策を

コロナウイルスの影響により、転勤の予定が急遽なくなったり、転勤延期とした企業が増え、人の動きが止まっています。

現在満室経営をされている場合は良いかもしれませんが、新規での内見の動きは鈍くなる可能性があります。

現在長期空室が続いている場合は、いまからできる対策を考えていきましょう。

 

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