コラム 2020.02.13

賃貸経営 不動産投資で銀行から融資を受けるポイントとは

賃貸経営 不動産投資で銀行から融資を受けるポイントとは

不動産投資は、物件を購入し、賃貸物件として貸出し、賃料を回収することで利益を得ます。そのため、物件の購入にある程度の金額が必要となります。では、融資の際には、どのようなポイントをクリアすればよいのでしょうか。

 

1.不動産投資用のローンとは

ローンの種類そのものは、融資を行う際に窓口へ相談することによって決まります。例えば、アパートに対してパッケージ商品は審査条件に柔軟に対応できるわけではありません。

 

対して、用途を限定しないローンであれば銀行が審査・融資の全てを行うため、柔軟に対応することが可能です。すぐに融資が必要という場合でなければ、柔軟に対応できるローンの方が個人の用途に合わせやすいといえるでしょう。

 

ちなみに、住宅ローンと不動産投資ローンは用途・目的が違うため、同じような審査条件ではありません。事業用と個人用のローンはしっかりと化ける必要があります。

 

2.銀行融資のポイント

ここでは銀行による融資のポイントをみていきましょう。

 

融資のポイントを分けると3つほどに分けることが可能です。

 

1.個人の社会的な信用

2.融資に対する自己資金の割合

3.物件そのものの評価

 

個人の社会的な信用に関しては、事業者としてある程度の実績や年数を重ねている場合でなければ、会社員の方が審査に理由だといえます。社会的な信用を企業名、それまでの信用情報で測ることが必要です。

 

加えていえば、信用情報に傷がついた状態であれば、事業用・個人用に関わらず、借入を行うことはできないことに注意が必要です。

 

また、不動産投資ローンのタイプに関しては金利が変動するタイプを選んでおきましょう。固定された金利よりも、高くなる可能性もあるものの、変動金利で借りることによって総じて返済額を低くすることが可能です。もっとも、変動金利に関しては日本の経済的な状況が大きな要因となるため、金融機関の経済状況なども把握しながら、借りていくことが必要となるといえるでしょう。

 

金利や商品を選ぶ前に、最優先でチェックしなければならないのは、自分の信用情報です。

 

心配な場合は信用情報機関に情報を請求し、

・借入金額が幾らあるのか

・ブラックと呼ばれる状態に陥ってないか

・勤務年数が3年以上か個人事業主であっても数年以上の実績があるか

などの要素をチェックしましょう。そのうえで、信用情報機関から借入が可能かどうか総合的に判断されます。あらゆる借入は、信用情報が全てです。そのため、信用情報が大きく傷ついた場合であれば、不動産投資用のローンだけでなく全てのローンの審査に通ることは難しくなります。

 

また、商品を借りる際はどの商品のローンを優先して借りたいのかをしっかりコールする必要があるといえるでしょう。

 

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